Windowsダンプの極意

【 評価    】★★☆☆☆

【 難易度 】★★☆☆☆

【 ISBN    】978-4-04-867509-3

日本語でよめるDebugging Tool For Windows(WinDbg)の文献といっていいでしょう。対象となる読者はブルースクリーンで心躍る人、Visual Studioのデバッカを極めたけど何か面白いものないか探す人です。

現2009年9月時点では、豊田孝さんなどがWebにて非常にわかりやすい記事を書かれておりますが、冊子で読めるものは殆どありません。特に日本での需要は少ないため、今後も出てこないだろう事も本書選定のポイントです

良い点は、読むのにWebが必要ない点や本全体において解説が親切なところ。あまりに難しい本ですと、数ページ読むたびに分からない語句が出てきて、結局オンライン(Google先生行き)になります。

悪い点は、Windowsの知識を広く浅く、数十ページで解説してありますがこの本を手に取る人は既に知っていることばかりではないでしょうか。後半がダンプ結果の列挙ばかりになってるのが一番いただけない。もう少し書き方工夫できたと思います。ページ数あたりの値段が高い(CD付きのような値段)のですから、努力して欲しかった。前半良書、後半失速。ここが私の評価2たる理由。

そもそも、デバッグとはどのアドレスで落ちたか、その時のレジスタやスタック、スタックポインタの状態を経験則から知る作業ですが、本書のようなケース(比較的破壊もなく、わかりやすい死に方)は、Visual Studioのデバッガ(リモート)なら勝手に矢印つけちゃうレベル。正直、ダンプを見なくても分かる!という時点で・・・。

まずは、自分のレベルにあっているか、最初と最後あたりをすこしずつ読んでください。オンラインで購入すると、少し危険な感じです。

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