C++ Primer

【 評価    】★★★★☆ Amazonレビュー

【 難易度 】★★☆☆☆

【 ISBN    】4-7561-4006-8

人を選ぶ入門書だと思います。著者のLippmanはC++標準化大きく貢献し、MicrosoftのVisual C++チームで働いているように、スキルには問題ないです。ただ、対話形式で基礎から説明していくため、やたらと分厚い事仕上がりになっています同氏が書いた「Essential C++」という薄めの本もあります。そちらの評価もこれとほぼ同様になります。

内容ですが、C++を一巡りといったほうが適切でしょう。リファレンスとして活用し、全部読むことはお勧めできない本です(私は読みましたが)。つまり、机においておくだけで、それなりのご利益があります。ただし、C++はイディオムと呼ばれる常套手段が多数存在している他、クラス設計にも基本的な手段が存在します。その辺がまったく押さえられていない点で、「Effective C++」より劣るという不当な評価をうけているようです。

個人的には思想本の「Effective C++」より例外を認めた「C++ Coding Standards」の方が感動したわけですが・・・。

話がそれましたが、読み進めていくと疑問に思う所が、見透かされたようにその次に書いてあるのは、非常に嬉しいです。回りくどいとも言いますが、私はこの本でぴったりでした(現在も机の上においてあります)。

最後になりましたが、これは「標準C++」を理解する本ではありません知っているキーワードを元に実用レベルになるまで引き上げる本です。何も知らない人がこの本から始めるというのはかなり無理があります。

迷ったら「Essential C++」を先によんでみても良いでしょう。その説明が自分にあっているなとおもった場合、購入する価値は十分あると思います。

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