同じワークグループのコンピュータが参照出来ない

NTドメインを混ぜると話がややこしくなるので、ワークグループ限定の話にする。

Windows系の記事は初心者~中級用に書いていることをご了承いただきたい。基本的にチェックする所は3つで良い。



■ マスタブラウザによる名前解決

同じワークグループの他の人のコンピュータを参照するには、同一ワークグループにマスタブラウザが存在する必要がある(※1)。マスタブラウザはあるアルゴリズムによってワークグループに1台存在する。このマスタブラウザが調子悪いと、参照に失敗するのである。

マスタブラウザの簡単な調査方法は3種類。

リソースキットの導入、サポートツールの導入(※2)、「nbtstat」である。

> browmon — リソースキット

> browstat status — サポートツール

> nbtstat -a <コンピュータ名>

上の2つの表示は省略。使ってみたらすぐ分かる。

最後の「nbtstat」だけが特殊で、以下に示すように赤字で書かれてるのが出たらそいつがマスタブラウザというカンが必要とされる。

> nbtstat -a MYPC

MYPC <00> UNIQUE Registered

..__MSBROWSE__.<01> GROUP Registered

それでも、nbtstatを説明するのは、どのPCにも必ず入っているから、一番よく使うのだ。ちなみに、サーバ系OSがいたらかなりの確率でマスタブラウザであるから小規模ネットワークでは、これで十分。

マスタブラウザのPCを再起動してみたらトラブルが解決するなんて事も多いから試す価値はある。

念を入れてMicrosoftのKB285035を確認しながら書いてるわけだが・・・

問題が解決されない場合は、ワークグループ内のすべてのコンピュータを再起動することによって、強制的にネットワーク ブラウザを選択させます。

という解決策はなかなか面白い。

■ WINSによる名前解決

狭いネットワークならブラウズサービスで十分なのだが、人数が増えてくるとこんな効率の悪いことはしない。そこで出てくるのがWINSである。こいつも名前解決のお手伝いをしてくれるが、ネットワークに詳しい人しか弄って欲しくないため、以下の2つだけ頭に入れておくこと。

  • 固定IPの場合、「NETBIOS over TCP/IP」を有効にする
  • DHCPの場合、設定ごと配る事が多いため意識不要

実際、固定IP以外のトラブルはあまり見ない。

■ ファイヤウォールの確認 (おまけ)

XPのファイヤウォールはNETBIOSの邪魔をする。単にオフにするのも良いが、知識として何をフィルタ解除すべきかは覚えておくほうが良い。



KB285035 – ワークグループ内の [近くのコンピュータ] にアクセスできず、サーバーの一覧を利用できないというエラー メッセージが表示される



※1 マスタブラウザになるためには、「Computer Browser」というサービスを起動しておく必要がある。ココロの狭い私は他人の為のブラウズサービスなどは常に停止している。

※2 OSのCD内「SUPPORTTOOLS」なんて場所にあるからそう呼ばれるようだ。

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