C++ デバック技術 – Visual C++プログラマのためのトラブルシューティング

【 評価    】★★★☆☆

【 難易度 】★★☆☆☆

【 ISBN    】4-7741-1125-2

私はデバックマニアなので、デバックと名が付く本はみんな買ってしまいます。本書の購読対象はVisual C++でデバッカの使い方が分からない人です。挿絵もおおく、読みやすいとは思います。ただし、Visual C++のバージョンが6.0であることに注意してください。

最初の100ページほどは、デバックというよりも「Visual C++のオプション」や「Windowsプログラマが当然知ってるようなルール」が書かれています。特に前者はVisual C++のオプションを弄ることの無かった人にとって、次の一歩となりえるくらい細かい解説となっています。

肝心のデバック技術ですが、以下のようなバグ付きプログラムが紹介され、デバッカを使って解決していきます。

  • ウィンドウ内で絵が動くGUIプログラム
  • インラインアセンブラを使った三角関数のDOSプログラム
  • MFCで作成した方形波を書くGUIプログラム

確かに使い方は分かるのですがデバック技術というより、Visual C++に詳しくなる為の本としてとらえた方がよさそうです。仕込まれているバグも高度なものではないですし、デバッカを使う必要性が伝わってきません。

プラットフォームを選ばないデバック技術なら、John Robbinsのこの本がオススメです。

古き時代の良書でも悪書でもない本、それ以上の評価は与えられないです。

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